人付き合いが苦手なあなたへ①神田沙也加さんの訃報に寄せて

神田沙也加さんが急逝されたとのニュースに
驚いています…。

正直なところ、
アナ雪で大ヒット、
ミュージカル女優として活躍されている、
くらいしか存じ上げなかったのですが、

ご両親の七光を超えて
自力で頑張ってらっしゃってすごいなぁと
思っておりました。

亡くなられた原因は
はっきりしないようですが、

実はちょうど書こうとしていた記事と
神田さんの命式に重なるところがあり、

悩んでいる方のヒントになるのではと思い、
今回の記事を書くことにしました。

このブログを
読んでくださっている方であれば、

通変星の有無によって人それぞれ
得意、不得意があるのは
ご存知のことと思います。

例えば、劫財、偏財、正財があれば
人と付き合うことが得意ですし、
人付き合いの中でこそ満たされるタイプ。

これらの星がなければ
空気を読むとか
相手を思いやることが苦手な傾向にあり、

そのため人付き合いに
苦手意識を持つ方も多いと思います。

でね、実はそれだけでなく、
通変星全体を見て

主星とその他の星がどのような関係か？

によっても、
人付き合いの難易度は変わってくるんですよ。

例えば、主星と周りに４つある通変星が
すべて相生関係であれば、

割とするっと相手の懐に入り込める、
抵抗感なく周りの人と付き合っていける、
というタイプになりますし。

相剋関係であれば、
周りの人へぶつかっていくとか、
周りから厳しくされるというような
関係性になるので、

常に気を遣うとか
警戒心を持って周りに臨んでいく
タイプになります。

ちなみに、比和の関係の場合は
対等意識を持つことになるので、
相手と自分がイーブンかどうかを気にします。

相手のほうが得をしていないか、
お互いにバランスが取れているかと
常に相手の動向を気にして
緊張感を持っているイメージ。

なので、比和はどちらかと言えば
相生よりも相剋寄りですね！

それでは、
神田さんの命式はどうかというと…

まず命式の中に
劫財、偏財、正財という
人付き合いが得意な星がありませんね。

さらに、
主星にあるのは繊細で気にしいな傷官であり、

その傷官とそれを取り囲む星は
すべて相剋関係になっています。

傷官（火）　←×→　偏印（水）
　　　　　　　　　　偏官（金）
　　　　　　　　　　印綬（水）
　　　　　　　　　　偏官（金）

芸能界って、
本当に入れ替わり立ち替わり
多くの方と関わる世界だと思うんですよね。

その中で神田さんは
誰に対しても人並み以上に
気を遣ってらっしゃったと思いますし、

一人でいる時間以外は
本当の意味で気の休まる時は
なかったんじゃないかな、と思います…。

神田正輝と松田聖子という筋金入りの二世タレントだったが、神田沙也加さんは芸能人らしい華やかな交流は苦手だったという。

「芸能界の友人といえば、中島美嘉さんくらい。昔から『私は友達が少ないんです』が口癖（中略）」（音楽関係者）

神田沙也加さん「私は友達が少ないんです」が口癖だった…ファンも認識していた“素顔”

働くことそのものは大好き。

でも大好きだけど、
人の輪の中で頑張ろうとするほど
疲れてしまう…。

そんなジレンマもあったかもしれません。

—具体的に、居場所の作り方とは？

　作品に出続けることですね。キャスト、スタッフ含め、ずっと初対面の方ばかりだと、「どこにいたらいいのかな。ここに座っても平気かな。私ってどう見えてるのかな」と不安があるのですが、2度目、3度目の方が増えていくと、「今回もありがとうございます！よろしくお願いします」というふうに、「呼んでもらえることを誇らなくては」という気持ちに変わってくるんです。

引退も考えた…神田沙也加が語る“自分の居場所”

実は私の命式も、
神田さんの命式と似たところがあって、

■主星：傷官
■劫財、偏財、正財なし
■主星を囲む星は３つ相剋＋１つ比和
■さらに言えば、お金の星：偏官、夢の星：印綬

と、こんなにも共通点があるんです。

私の場合、いつも
「生きるのは大変だし疲れるなぁ」
と思っていて。

それでもなんとかやってこれているのは、
なるべく一人の時間を取れるように、
なるべく忙しくなり過ぎないように
頑張っているから。

神田さんの死の原因は
分かりませんが、

もしかしたら、
異なる生き方を選んでいたら
違った今があったかもしれないと
思わずにいられません…。

心よりご冥福をお祈りいたします。

②へ続く